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簡単!エクスプレッション【wiggle】星をキラキラさせる【No Plugin After Effects CC】

[After Effects CC 2019]のエクスプレッションの勉強をしていこうと思います。

今回は"wiggle"を使って、トランスフォームの透明度をランダムに動かしてキラキラ演出をさせてみます。

数分で制作できてしまうぐらい簡単なexpressionにしてみました。

 

 

1.新規コンポジション作成

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▲今回は本当にシンプルです。コンポジションも1つだけ、プリコンポーズもしません。

 

 

2.背景(夜空っぽい感じ)を作成する

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▲新規平面を作成します。サイズはコンポジションと同じです。

何もないと少々寂しいですので、新規平面を作成し、背景画像を用意します。

expressionとは関係ありませんので、作業を省いてもらっても大丈夫です。

 

 

3.エフェクト[グラデーション]

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▲新規平面に[グラデーション]をかけて、背景としました。

[エフェクト]→[描画]→[グラデーション]

夜空、宇宙っぽい感じにしたかったので、黒と青を色のベースにします。

 

 

4.[スターツール]を使って、星を作る

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▲星1つずつ、[シェイプレイヤー]を分けます。(星4つなので、シェイプレイヤーも4つ)

ポイント
ここで星1つ1つを[シェイプレイヤー]で分けることにより、後でexpressionをコピペした時にメリットがあります。

 

 

5.【expression"wiggle"】

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▲[シェイプレイヤー]の[不透明度]にexpressionを追加。wiggle(2, 80)

[不透明度]を選択して、[アニメーション]→[エクスプレッションを追加]。

[コンテンツ]内にも[不透明度]があるのですが、ここでは[トランスフォーム]内の[不透明度]にexpressionを追加します。

expression"wiggle"とは
1秒間に何回,どれだけの振幅を変動させるか。(ランダムに値が変化するようになる)

これで作業は終了!再生させると[不透明度]がランダムに変動し、キラキラ輝いているように見えるはず。

 

 

6.他の[シェイプレイヤー]にもexpressionを追加する(コピー)

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▲先ほどexpressionを追加した[不透明度]で、[右クリック]→[エクスプレッションのみをコピー]

"wiggle(2, 80)"がコピーできます。

 

 

7.他の[シェイプレイヤー]にもexpressionを追加する(ペースト)

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▲他の[シェイプレイヤー]を全て選択して、"wiggle(2, 80)"をペーストする。

[編集]→[ペースト]

 

 

8.他の[シェイプレイヤー]にもexpressionを追加する(再生して確認)

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▲各[シェイプレイヤー]の[不透明度]に、"wiggle(2, 80)"がペーストされています。

ここで再生していただくと分かるのですが、星の輝きがそれぞれランダムです!

すごく自然な感じになります。

 

ポイント
大量の星をランダムに動かしたい時は、[シェイプレイヤー]は別々に分けるほうが作業が大分楽になります。

ひたすら[星シェイプレイヤー]を複製し、一気にexpressionをペーストすればいいだけですからね。。。

 

 

9.完成!

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▲今回はかなり簡単なexpressionを追加しましたが、これに1ずつキーフレームを打っていくとかなり大変ですよね...

もうちょっとexpressionの勉強をして、面白い作品を作ってみようと思います!